小さな組織であったとしても、初めてリーダーを任せられた人は必ずと言っていいほど何かしらの壁にぶつかると思います。
深く落ち込み何も手につかないような状態になるくらいなら、上手くいかないのが当たり前と割り切ることも時には大切ですが、リーダーとしてみんなを引っ張っていける存在にどうせならなりたいですよね!
組織というのは、簡単に言えば結婚みたいなものなんです。
どういうことなのか紹介していきますね!
組織・チームの発展には4つのステップがある
組織を新しくつくった場合、基本的に他人同士が集まりますよね?
それって結婚と同じようなステップを踏んでいます。
「4Hのフレームワーク」という考え方なのですが、
- 【第1段階】Honeymoon
- 【第2段階】Hostility
- 【第3段階】Humor
- 【第4段階】Home
組織とはこういうものなんだというのを最初に知っておくとリーダーとして今後も進めやすいので是非覚えておいてくださいね!
結婚も最初は相手のことについて新しいことの発見の連続で楽しい時期ですよね?
組織においてもそれは当てはまります。緊張もあるかもしれませんが、打ち解けて仲良くなったり、これからがんばろうというワクワクの気持ちで楽しい頃です。
結婚した当初は楽しいかもしれませんが、段々相手の悪い部分が見えてきてイライラしたりしませんか?
「なんでこんなに雑なの?」とかで喧嘩することもあると思います。
最初は相手のいいところばかりが目立ち楽しい時期を過ごした夫婦も、この段階になると相手の悪い部分しか見えなくなってきます。
組織も同じです。相手の悪い部分ばかりが目につき敵対関係に発展しやすい状態になります。
ここを切り抜けるのがリーダーとして腕の見せ所とも言えますよ!
この前にある敵対の段階の頃は目くじらを立てていたことも許せるようになってくる状態です。
たとえば、旦那さんが服を脱ぎ捨てていたことに腹を立てていた時期もあったけど、夫婦関係も長くなり落ち着いてくると「もう。しょうがないなぁ。」という思いになると思います。
組織においてもそれは当てはまります。敵対の関係を終わらせる為にもこういったステップが次にはあるというのを知り、そこに導いていきましょう。
ステップの最終段階です。何事も当たり前・普通になり、自然な状態になります。
組織も最終段階にまでくれば、相手のことが自分のことのようにもなりますし、家族のような関係のチームにまでなれたら最強ですよね?
リーダーシップを発揮してHostilityから脱却しよう!
組織運営に悩むリーダーは、ほぼ第2段階のHostilityにいます。
このステップが一番辛くてまとめるのが難しい状態ですからね。
チーム内で敵対しているのには何かしらの原因があります。
部下が「言うことを聞かない」「無能」と部下を責めるのではなく、自分自身を顧みなければいけません。
「私はリーダーとして組織の中で一番働いています。部下は責任感が薄くて仕事が終わっていなくても帰るからその尻拭いを毎日しているんだぁ!」
こういう話をするとこういう声が聞こえて来そうです。
実は私自身が思っていたことです。
ずっと私も部下を責めていました。しかし、今は自分が無能だったんだということがわかり反省しています。
リーダーシップスキルの高い仕事のできるリーダーに出会い、その姿を見て実感することが出来ました。
考え方を変え、自分の悪いところ探し、そこを潰していきましょう。
部下から敵対されるのは自分にも原因があるのです。
これを認めたくない人は本当に多いですし、私もそれを教えてもらってからも何度もやはり自分の悪いところを認めたくなかったです。
ですので、このことは何度も思い出し、そして常に強く意識しておかなければいけません。
是非、参考にしてみてください。